予防歯科

一般的な歯科治療がない方、治療の前後、定期健診時に、当院では開院当初から担当の歯科衛生士が”治療枠”とは別に”予防枠”の時間をお取りして、むし歯や歯周病の予防、審美面の維持や回復を目的に、口腔ケアを中心とした”予防歯科”を設けています。

これまでの”予防歯科”は、小児から中年層までの”むし歯予防”や”歯周病予防”、また”審美面の維持や回復”がイメージされますが、当院の予防歯科の特徴は、高齢層が痛みや不具合が無いのにもかかわらず、予防を目的として定期的に来院される方も多くおられる事です。

「歯周病」のページでも記載しました「歯周病は全身状態にも影響を及ぼし、糖尿病の悪化や、心臓疾患、脳血管疾患の一因ともなり、高齢者では、誤嚥性肺炎や認知症のリスクも高くなります。」←これらの事からも、お口の中の予防にとどまらず、全身疾患の予防にも繋がる事から、全身の健康にとっても効果的です。

それだけ全ての年齢層の方に”予防歯科”への認識が高まり、お口の健康に関心を持たれる方が増えてきているという事でしょう。

当院の予防歯科は定期健診時等に、むし歯や歯周病の早期発見と早期治療(歯周病予防は歯周病治療を兼ねる事が多い)、審美面の維持や回復を目的とした口腔ケアで、大人向けと小児向けに大別されます。

予防歯科コーナー

こちらの予防チェアーでは、主に歯周病治療を兼ねた歯周病予防や、審美面の維持や回復を目的とした、ブラッシング指導やPMTC、ホワイトニング等を行います。

予防関連グッズ

予防チェアーの前には、歯ブラシや歯間ブラシ、歯磨き剤、洗口剤などの予防関連グッズを陳列しています。以前は待合室にも置いていましたが、感染対策のため撤去し、歯ブラシ選びや説明はここで行います。

小児歯科(予防)

小児の予防は、こちらの診療チェアーで行います。むし歯予防のために、過剰投与にならないペースで定期的なフッ素塗布を行います。また、生え変わったばかりの永久歯の溝にフロータイプのレジンを流し込み溝の形を整えたり、ブラッシングやおやつ指導も行います。