感染対策と院内環境

安心して治療を受けていただける
感染対策と院内環境

万全な感染対策が求められる現在において、当院では患者さまが安心して治療を受けていただける感染対策院内環境を整えています。

使い捨て(ディスポーザブル)可能な、うがいコップ、エプロン、ヘッドレストカバー、外科用メス(刃と本体)等は、全て一人一人の患者さまごとに使い捨てにしています。

また、お口の中へ直接入れて歯を削ったりするハンドピースやバー、根管治療ファイル、外科用器具は勿論の事ですが、麻酔注射器等、滅菌パックに入れられる物はその特殊な袋に入れて、その他の器具も患者さまごとにオートクレープ(高圧蒸気滅菌器)で1日4~5回滅菌し、滅菌後滅菌保管庫に保管して、滅菌状態が治療で使う直前まで保てるようにしています。

院内環境としましては、待合室は清掃がしやすくシンプルに、感染源になるような余分な物を置かず、高齢者や妊婦さんでも立ち座りしやすく設計されているソファーを設置しています。

当院入口すぐのところには、非接触性の手洗いコーナーを設け、ハンドソープや消毒用アルコールで手洗いや手指の消毒をしていただけます。

受付カウンターには、前に立っていただくだけでサーモデータによる自動検温装置が設置されていて、体温が37.5度以上の方だけに反応して光や音で知らせてくれます。
反応した患者さまには個別に検温をしたり、パルスオキシメーター等で体調の確認をさせていただきます。

また、万が一の時のために、AED(自動体外式除細動器)や、アナフィラキシー等のアレルギー対策補助治療薬(注射)エピペンや、酸素、救急蘇生バッグ等も、緊急時にも対応できるように準備をしています。

院内には、待合室や診療チェアーごとに空気清浄機を設置し、1日数回の換気と、院内の数か所ある換気扇を24時間稼働させています。
歯科診療時、唾液や、歯、技工物等の切削で飛沫や切削紛等(エアロゾル)が発生します。
当院では、治療中の患者さまに直接使用する診療用と、義歯等の技工物に使用する補綴物用の2種類の口腔外バキューム(歯科用吸引装置)を用意し、その用途によって使い分けています。
粉塵が飛び散らなく、切削の際に発生する臭いもましになり、感染予防に効果的です。

診療に関してましては、歯科用CTを導入しています。
これ一台でパノラマ撮影もできますし、デンタルも併設されています。
歯科用CTは立体的な画像が写し出されるため、精密でよりリアルで確実な診断がつけやすく、より安全な治療が可能となりました。
X線量も従来に比べ数十分の一と放射線被爆の面からも安心できます。

感染対策と院内環境

『医院のご紹介』ページ内の「設備紹介」でもさらに詳しく紹介しています。